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中間管理職の悲しい立場

時々仕事柄、相談を受けます。

「部下のためを思って注意しても、その気持ちが伝わらない。熱くなれば口調も強くなる。そうするとパワハラだと言われる。八方ふさがりだ。他の会社の人たちはどうされてるのか?」と言うような内容です。

世知辛い世の中です。最近は働くスタイルも多様化してきたり、ゆとり教育の影響だったり、海外生活や留学をとおして外国かぶれする社員が増えたりすることで、ひと昔前のいい意味での『熱さ』や『気合い』や『スパルタ』が否定される風潮にある。もちろん、ブラック企業は本当に存在して、不当な扱いを受けている社員がいることも事実。

本当に本人のことを思って注意しても、「パワハラだ」と言われてしまうなら、注意もしたくなくなる、いやできなくなるという。

なるほど、お辛いですね…としか言えず、答えを見出せないでいる。

私は前の会社で、「愛情を持って接したら、それは伝わる」と信じ、時には厳しく、熱く接してきた。少なくともそれは伝わっていたと思っている。それ以前に、愛情を持てない部下に、厳しく熱くなんて接することはできないのではないだろうか?と思う。愛情があるからこそ、熱くなれる。愛情がなけば、叱る時間ももったいないし、熱くなるエネルギーももったいない。

 

しかし、思い返してみると、愛情が通じなかったこともあったなあ。いくらこちらに愛情があっても、受け取る側の気持ちが萎えていたり、やる気がなかったり、否定的だと、それは伝わらないのかもしれない。

そう思うと、中間管理職って本当に辛い立場なんだなあとつくづく思う。

そして、中間管理職だったころの私は、本当に素晴らしい部下に恵まれてたんだと思う。いや、素晴らしい社員が多い会社で働けていたのだ。

T社、ありがとう。やっぱりなんやかんな言って、私の礎なんだなあ。

経営側に立つ今は今で、また別の問題もあるけど、私もいろんな友人などから、こうして相談を受けることをモチベーションに、さらにがんばらないといけないなあと改めて思う。

 

今日の小さなラッキーの紹介。

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全く関係ないが、今日の有楽町でのランチ。

「わさび抜き」と言ったのに入ってた。途中で大将が気づいて「申し訳ない、作り直すよ」と言ってくれたが、江戸の寿司屋でわさび抜きを注文する私が非常識だと心得ているので、笑顔で「大丈夫です」と返した。いけてる客やわ。

すると、大将がカツオの握りをおまけしてくれました。いけてる大将やわ。