行きつけの飲茶料理屋さんの従業員は中国人が多い。厨房はほぼ中国人でしょう。ホールもオーナーと一部以外は中国人なんじゃないかな?
中国人といえば、無愛想で上から目線という印象がある。誰だったかお笑い芸人がよく中華料理屋さんのコントで、「水イルカ?」「おかわり食うか?」みたいな大げさな感じでやるけど、まあ先日行った横浜中華街のほとんどの店はそんな感じやね。
しかし、この行きつけの飲茶屋さんには、とても愛想のいいスタッフがいる。扉を開けた途端に笑顔、「いーらーしゃいまぁーせー」と元気もいい。今日も行ったが、「お一人様ですか?カウンターでいいですか?」と終始笑顔。
今日の定食の青椒肉絲を注文のしたいのだが、ココの青椒肉絲にしいたけが入っていることは知っているので、「青椒肉絲、しいたけ抜いてもらえますか?無理なら、こっちの麺セットで!」というと、「今日は五目麺なのでこっちもしいたけ入ってますよ」と言う。「あら、じゃあ、抜けるほうでお願い」
料理が出てくるまで、「お冷もお持ちしましょうか?」「しいたけはアレルギーですか?」など、しゃべりかけてくる。
ほどなくして、しいたけ抜きの青椒肉絲が運ばれてきたが、持ってきたおばさんも「しいたけ抜いてますよ」と言わんばかりの笑顔。
途中で、ココのオーナー(日本人)がお店に入ってきたけど、オーナーのほうが無愛想でムスーっとしている。スタッフを見習え!
私たちの業界では、中国にオフショアするなんてもってのほかって風潮がある。私自身、いろんな企業の研修をしたり相談を受けたりするけど、中国へのオフショアはオススメしない。しかしこういう素晴らしい中国人もいるのも事実。
中国全体がホスピタリティの重要性に気付いて、日本やフィリピンのようにホスピタリティマインドの高い国民性になったら、もう日本は完全に中国に負けてしまうね。
がんばれ日本!