★☆ Live your life ☆★

ぼちぼちのんびり書いてます。

救急車

そろそろ書いてもいいかと思い、書くことにしました。

先月、人生二度目の救急車。

4月の最終金曜日、仕事を終え最寄駅から歩いて帰っていると、突然顔の左半分が痺れ始めました。ほんとに突然、サドンリー。最初は左の奥歯あたりから、徐々にこめかみ、首、肩と痺れの範囲が広がっていく。自宅までなんとか戻り、しばらく座っていても痺れが一向に治らない。かと言って、呂律が回らないとか吐き気がするとか右半身が動かないといういわゆる脳梗塞の症状でもなさそう。これは緊急じゃないだろうと、いま流行り?のオンライン診療の⚫︎⚫︎ドクターに電話をした。夜やし、明日は土曜日やし、自宅にお医者さん来てくれるのが一番いいと思ってのことです。ちょっと高くつくけど。

電話はすぐにつながり、私が症状を伝えると、手を挙げろとか片足で立ってみろとか、おそらくマニュアルに書いてあることを聞いてくるが、難なくこなせる。「しばらくお待ちください」と待たされた後、「医者の到着を待たずに、すぐに救急車を呼んでください」と言うではないか。WHY?脳梗塞ちゃうんやろ?「いや、手とか足とか動くで」と言うと、「マニュアルにそう書いてありますので…」と、なんとも正直なオペレーターですこと。

救急車呼べと言われた私は、急に重病患者の気分になり、今まで左半分が痺れていただけなのに、軽い目まい、心臓はバクバク、震える手で119を押した。

⚫︎⚫︎ドクターに救急車を呼ぶように言われたけれど、そんなことで本当に来てもろてよろしいのか?とか、手足は動くんですとか、申し訳ない気持ちが全面に出ながらも、とりあえず症状を伝えたら、今救急車を向かわせたと言う。ピーボー鳴らさんと来てほしいと言ったが、それはできないと言われた。動けるからマンションの下で待つと言うとそれもダメと。

待つことものの10分ほどで救急車到着。3人の隊員さんが玄関まで来てくれた。こうこうかくかくしかじか…と説明し、保険証を持って歩けるので歩いて救急車まで行った。

救急車に乗ってもすぐに出発しないのよ。横になって、心電図つけて、血圧測る。いつも低血圧で100を超えることも珍しいのに、上が160超えている。それでまた気が動転したけど、隊員さんは「救急車乗る人は緊張でたいがいこれぐらいになりますよ」と言う。

症状から、脳外科のある病院に連絡をしてくれ、たまたま健康診断でお世話になっている病院が受け入れてくれるとのことで出発。

救急車て、すんごい揺れるんやで。

救急車の中でも申し訳ない気持ちでいっぱいで、「脳梗塞ちゃうと思うのに、忙しいのにごめんね」とか「⚫︎⚫︎ドクターに救急車呼べ言われて動転してしもて」とかばかり言ってると、「大丈夫ですよ、正当な利用ですから気にしないで」と、優しい言葉をかけてくださる😭

 


病院に着いたら、病院は病院で忙しそうで、すぐに病院内に入れずしばらく車内で待機させられ、お医者さん救急車に来てくれた。症状を伝えると首の辺りを触り、「ああ、ハント症候群やね。帯状疱疹。2.3日中に、左半身に湿疹がでるよ」ですって。

 


念のためMRIの検査して、痺れを取るための点滴をして、その日のうちに帰ることができました。そして、翌月曜日に耳鼻科の予約もしてくれた。帯状疱疹て耳鼻科なのね。

 


ところが…

待てど(待ってないけど)暮らせど、湿疹は出てこない。代わりに歯が痛い。しかも激痛で食べられない。これは歯やなと。

 


月曜日、予約してくれた耳鼻科に行くと、「帯状疱疹ちがうね。歯痛いなら、歯科口腔外科に回しましょう。」と言われ、歯科口腔外科へ。レントゲン撮って「虫歯やね」と。んなあほな。2週間前に歯医者行ってるし虫歯なわけない。「ここは治療できないからいつも行ってる歯医者に行って」ですと。はあ…、ここから?田町まで?今から?

田町の行きつけの歯医者さんに電話して、こうこうかくかくしかじかで…と説明すると、ここで撮ったレントゲンをもらってくるように言われ、それをお願いして(それもお金取られるんやで)、やっとこさ田町へ向かった。

ここですでに、ヘトヘト。

田町の歯医者に着いて、再度レントゲン。これは、過去の画像と比較するためだそう。もらってきたレントゲン、いったんか?

で、結局虫歯ではなく歯がなんらかの理由で縦にヒビが入っていた。

おそらくコレが原因でしょうと…。

「先生、たかが歯で、救急車呼んでしまいました😢」と言うと、「何を言ってるの、それでいいのよ、僕でもそうするから、そんなこと気にしちゃだめよ」といってくれた。


長かった〜。原因わかるまで長かったー。

脳梗塞じゃなくてよかったー。


後日談…

救急隊員に一言お礼を伝えたくて、最寄りの管轄の消防署に電話して、いついつお世話になった者ですが、どこからきてくれたのか、お礼を伝えたいと申し出たが、出向いても会えるかわからないから伝えておくとのこと。「ご丁寧にありがとうございました。もうお体は大丈夫なんですか?退院されたのですか?」とお気遣いのお言葉もいただき再度恐縮。


菓子折りの一つも持参したいのだが、そこはこちらも遠慮しておこう。

 

f:id:ayako312:20230529063541j:image

おかんが、くも膜下出血してるから、私もなるのではないか?と常々思っていたから、脳梗塞の可能性も…と思ったけれど、まあ、ちごてよかった。ワンコより先に逝くことは避けたい。