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親孝行もどき

関西では叔母/伯母のことを、決しておばちゃんとは呼ばない。「おねえちゃん」(または、ファーストネーム)と呼ばなければ張り倒される風習がある。私も甥っ子には、「あや」と呼ばせている。

今年に入り、母方の叔母である〝えみちゃん〟が、長年勤めた生命保険会社をついに引退すると、いとこから連絡があった。還暦を過ぎた頃に、いつ引退するんやろ?と思っていたが、もう70を超えている。所長の座を降りたことは数年前に聞いていたが、それでも長い長いお勤めであった。お疲れ様。

えみちゃんには子どもの頃から可愛がってもらい、大人になっても生命保険加入などでいろいろお世話になった。母の入院のときも、亡くなったときも、亡くなってからも、それはそれは本当にお世話になった。えみちゃんが引退する時には、お花を送ろうと決めていたので、いとこから連絡をもらったときから、つー(弟やで)といろいろ相談をしていた。

4月の誕生日に引退だけど、半年は契約社員として引き継ぎで残るとのことだったので、社員として終わる日か、引き継ぎが終わる半年後か悩んだ結果、やはりお誕生日のほうがいいかと思い、4月の誕生日に到着するようにお花を手配した。

胡蝶蘭、アレンジメント、フラワーブリザード、エミリオロバ、いろいろ悩んでアレンジメントにして、色も元気で明るいえみちゃんのイメージに合わせてオレンジにした。

札には、「祝お誕生日&お疲れ様でした、つとむ&あやこ」と書いてもらった。

 

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届いた日の夜、すぐに電話をくれて、喜んでくれた。「こんな立派なお花はじめてやわ〜」と言ってもらえたので、よかった。

 


思い返せば、おかんにお花を贈ったことはあっただろうか?うちは全てキャッシュだったので、お小遣いを渡しただけだったような気がする。現金が一番嬉しいのかもしれないが、今思うと味気ないなあ。思い出にもならないし。

今さら悔やんでもしかたない。えみちゃんにはおかんのぶんまで長生きしてもらって、また、なんちゃって親孝行でもさせてもらおう。