実は、私はもともと結構潔癖症でして…。子どもの頃、家族でもコップの回し飲みはしない、自分のお箸で人の(人いうても家族やで)おかずをつついてはいけない、子ども(私や弟)の食べ残しを親が食べることは皆無、そういう環境で育ちました。「その唐揚げちょうだい」と母親のお皿からとろうもんなら、「きちゃなーい💢」と叱られます。なので、どこの家庭でもこれが普通だと思っていました。
なので、赤ちゃんのとき、親から口移しで食べ物をもらったり、チューされたりということは、全くなかったようです。そのおかげで、長いあいだ、虫歯はゼロでした。
中学生になり、給食ではなくお弁当を持参することになると、友達のお弁当が美味しそうに見える。あるとき、友達から「アヤ、卵焼きちょうだい!」とお箸で取られたり、飲んでいた500mlの牛乳をそのまま口をつけて飲まれたりしたとき、「きちゃなーい💢」と言ってしまいました。当然、空気が凍りつきます。そこで初めてうちの家族が異常に潔癖症なんだと知ることになります。このままでは友達はおろか、いじめられっ子になると察した私は、郷に入れば郷に従えの精神で、徐々に潔癖症を克服していくのでありました。
それでも、家族や仲のいい友達ではない場合は、やはりあまり好ましくなく、例えば職場の仲間、クライアントさんなどと飲みに行ったり懇親会があったりすると、大皿でお料理を提供されたりします。あれ、ちょっと苦手なのよね。「直箸で行きましょう」と言われるとNOとは言えないし、誰がが絞ったレモンがかかった唐揚げは食べたくないし…
しかし、コロナのおかげ?で、こういう生活スタイルが変わろうとしている。これは、望ましいことです。私みたいに隠れ潔癖症の方は多いはず、これを機にみんな気をつけてくれるとありがたいものです。
近くの焼肉屋さんのどんぶり。A5ランクのお肉を使ったどんぶり、これで600円。本気を感じるわ❤️
そうそう、焼肉屋さんで、自分のお箸でお肉をひっくり返されるのもイヤなのよね。ま、焼肉の場合は、生肉焼く用のお箸を使うことが多いけど、「こげるで、これ食べ!」と、自分のお箸で入れてくれるのは、ちょっと苦手。
家族や友達はええんやで。クライアントさんとそういう機会もあるからね…
ま、しばらくは大人数での飲み会も自粛だろうけれどね。
…コロナ中の告白でした。