最近話題の某アメフト問題や、某レスリング問題のような、スポーツのパワハラは置いておいて、ビジネスの中のパワハラについて、先日仕事仲間(Dさん)と議論しました。
Dさんの見解は、本人が「パワハラだ」と騒いでいるうちはパワハラの可能性は低く、本人の能力のなさの露呈であり、いわゆるモンスター社員の可能性が高いということだ。
確かに、前の会社でカウンセリングをしていた経験と照らし合わると、賛成できる要素ではある。仕事ができない、あるいは極度に自己防衛力の強い社員ほど、自分のミスを指摘されただけで、パワハラだと騒ぎ立てる。
一方、やる気があり、真面目な社員ほど、それがパワハラに近いものであっても、「自分の能力が足りない」と自分を責める傾向にある。
前者は、会社としても本人のためにも、速やかに辞めていただくことが最善策だと思うが、後者は何とか救えないものかと常々考えている。
うまくいかないのが、世の常です。
しかし、最近AIが騒がれるようになり、人間の仕事の半分はAIに取られてしまうのではないかと言われている。半分は言い過ぎだが、簡単な仕事はAIに変わるのは確かだと思う。身近なところでいうと、AIではないが銀行のATM、セルフレジなんかもいい例だ。
AI以上の仕事をしなければ、社員として生き残れないことも確かだから、自分の仕事の範囲を限定したり、新しいのとにチャレンジしなかったりということは、会社の中で不要な人材になる可能性は高い。機械ではなく人間に何ができるか?だ。
そんな中、パワハラなのか、会社として社員に求める最低限の主張なのかの判断って、今後ますます難しくなって行くに違いない。
難しい事を考えると頭が痛くなる。
甘いものを食べて、リラックスしよう。