先日、ひーっさしぶりに前の前の会社の同僚Jちゃんとランチに出かけた。
退職して年に1〜2回集まる仲間(名付けて〝幸せ新党〟)の一人だが、コロナ禍で集まれなくなり、Jちゃんと会うのも久しぶり。
Jちゃんの見つけてくれたのは青山のお洒落なフレンチ。その日は神宮でヤクルト対巨人のデーゲームがあったので駅前はごった返していたが、レストランは静かで別世界だった。
幸せ新党みんなで会うと、ワイワイガヤガヤそれぞれ色んな話をする。それはそれで楽しいが、今回は2人きりなので、昔の仲間の話などゆっくり話せた。
そして、私が大嫌いで反面教師にしているシイタケ(大嫌いなのでこう読んでいる)の話になった。昔のようなパワハラはないらしい。当時は転職してきたばかりで、プロパーに舐められないように去勢を張っていたのだろう。まあ、それはわかってはいるが、あのパワハラはひどかった。
「たまにアヤコさんの話でますよー。今、関連会社の人事制度構築してるんやけど、アヤコさんがいてくれたら、こんなのちゃっちゃと作ってくれるんやろなーって言ってたよ」だって。
「何をいまさら」っていう感情が出た。しかし、それは束の間。あんな毛嫌いしていたシイタケなのに、スーッと何かが抜けたような、わだかまりがなくなった。「なんや、あんないやがらせしたくせに、ちゃんと認めてくれてたんかいな」と。
シイタケが嫌いなんじゃなく、仕事を認めてもらえていないことが嫌だったんだと、15年経って気づいた。長かった。
んー、つくづく仕事人間やなあ。
いずれにせよ、教えてくれたJちゃんに感謝。
お料理は、どれも美味しかった。
印象に残ったものだけ載せておこう。