誰にでも、良いところと悪いところがあるわけだから、悪いところばかり見ずに、できるだけ良いところを見るようにしている。それは、前の会社でマネージャをしていたときに身についたのかもしれない。
しかし、それは年下や部下に対して持てる感情であり、年上に対しては、かなり難しい。
以前の部下で、とてもケンカっ早くて、憎まれ口ばかりたたいて、全く可愛げのない子がいた。もちろん、周りからは厄介者扱いされていたけれど、私は、「裏表のない心の美しい子」と見ていた。
なぜ、そんな心の広い(自分で言うか?)ことができたかというと、私自身、今までステキな上司に恵まれてきたから。
まさに、異端児で、ケンカっ早く、正義を振りかざすような融通の効かない厄介な部下だったけど、私の数少ない良い部分を信じて、伸ばしてくれた上司に恵まれてきた。その恩返しとして、私は同じことをしてきたつもりだ。
しかし、それは年上に対しては、かなり難しい。(大事なことは二度)
年上に対しては、″坊主憎けりゃ袈裟まで憎い″になってしまう。一つイヤなことが見えたら、もう、全てイヤ!
と思ってしまう、まだまだ未熟な私であります。
今後ともよろしくお願いします。