ヒロキとの再会は約1年ぶり。ポールの来日とともに東京にやってきては、私と友人Kに豪華なランチをご馳走してくれる。
今回はステーキ!きゃっ、素敵💖

ヒロキは社長さんなので、気前もええうえに、私たちに会うことを心待ちにしてくれてるので(え?)、いっちばん高いコースをオーダーしてくれた♪
皇居が見える景色のいいレストランで、目の前で焼いてくれるスタイル。なのに私たちったら、しょっぱなから大阪弁炸裂でしゃべりまくり!

フォアグラが出てきたころには、高校時代の話に花が咲き、ギャーギャー言いながら食べてました。

冒頭に書いた失礼な話は、まぎれもなく私と友人Kがヒロキに言った言葉です。ええ、全く記憶にございませんけどね。
ま、20代とは言わんけど、まだ30代ぐらいの気持ちやよねーとか、高校卒業してから2年ぐらいしか経ってないような気もするよな…と、ギャーギャー言いながら。

お肉はサーロインをチョイス。目の前で焼く担当のお兄さんは、私たちの会話をどう思って聞いていたのだろうか…
「えーっ、同級生?先生(ヒロキ)と生徒(私たち)とちゃうのん?」
「えーっ、同伴出勤の社長と、ママとチイママちゃうのん?」
と言う感じだろうか。
若干お肉の味に邪念を感じだ気がしたが…

お食事タイムはアッという間にすぎ、お席をバースペースに移動してデザートタイム。
ヒロキの記憶力はびっくりするぐらい良く、私たち思い出しもしないことを鮮明に覚えてる。私たちは、そのうちの半分ぐらいしか思い出せない。今日一番のネタは、高校時代の古文?いや、なんやったっけ?もう忘れてるけど、かわいいガモウ先生の話。大阪には珍しくかわいい清楚な先生で、優しいもんだから生徒は誰一人として言うことを聞かない。ある日、授業中にトンボが飛んできて、みんなトンボに夢中になってたとき、ガモウ先生がみんなを一瞬黙らせた強烈な一言。
「もう、そりゃ私よりトンボのほうがかわいいと思うけど…」
その日以来、私は今のラッスンゴレライのようにどこに行っても「そりゃ私よりトンボのほうがかわいいと思うけど…」を連発してたらしい…
そんなこんなで、今日も楽しい時間はアッという間。

新幹線の乗り場までヒロキを見送り、ヒロキはそっと涙を拭うのであった。
私たちは、ポールがいつまでも元気で、毎年来日(東京へ)してくれることを、願わずにはいられない。