ある焼き鳥やさんが、焼き鳥の串を抜いて食べないでーと、張り紙したとかしないとか。平和やなあ、日本。いろんなメディアで取り上げられて話題になってるけど、ほんま、平和やわ、日本。
焼き鳥に限らず、例えばお寿司屋さんで「サビ抜きで」と言うと、わさびのない寿司は寿司じゃねぇーんだよという寿司屋の頑固親父とかもおるよね。
どっちでもええやん。
好きなように食べたいというお客の気持ちもわかるし、一番美味しい状態で食べて欲しいというお店側の言い分も分かる。
だから、好きなように食べたい人は、そんな頑固なお店に行かなければええだけのことやん。
私が贔屓にしている渋谷のお寿司屋さんもたいがいやで。入り口には「香水お断り」の張り紙がある。匂いがきついとお寿司を美味しくいただけないからという大将のお寿司に対する思いがある。だから私はこのお寿司屋さんに行くときは、香水はつけない。それがマナーやと思うもん。
でな、こないだこのお寿司屋さんにおるときに、めちゃ香水プンプンのイケイケねーちゃんが入ってきてん。しかも予約した時間に遅れてきた。
「遅れるときは電話してね。時間過ぎたから、ちょっとあっちで待ってて」と平気で待たせる。続けてお母さん(奥さん)に、「香水臭いから、扉開けてー」と。
ええ感じやわ。へんにお客に媚びるのではなく、周りのお客さんのことを考えての対応やと思うねん。イヤならこなきゃええだけやもんね。
お客側の選ぶ権利もあるかもしれんけど、やっぱりお店側にもお客を選ぶ権利もあると思うねんなー。
と、言うわけで、焼き鳥の串を抜いて食べなるか食べないか!「好きなように食べたい」という人は、串を抜いて食べてもいいよーと言うお店に行きましょうねー。チャンチャン。
これは今日大手町で食べたのサビ抜きのお寿司。初めてのお店やったけど、「わさびのない寿司は寿司じゃねーよ」とは言われませんでしたよ。