むつかしね。
今日、久しぶりに前の職場の子に会ってね。彼女は、私が東京転勤になったときに転勤先の研修課にいた子です。
大阪弁に対して大きなトラウマがあった彼女は、私が普通にしゃべってても涙を浮かべてた。「何が怖いねん!」と思ったけど、彼女は「それが怖いねん!」と思ってたんやろね。ソーリー。
彼女はいわゆる、ザ・昭和な子で、髪を染めてはいけない、パーマダメ、短いスカートダメ、パンツスーツダメという厳しい子だったので、新入社員の教育係りにはうってつけ。しかし、彼女は研修が大嫌いだったのよね。
人前で話すのが苦手。でも細かい仕事をさせたら天下一品!事務のプロやった。
だから私は彼女のいいところを伸ばすため、研修担当から外して、研修に関わるすべての事務作業を彼女に集約させてん。
これで、課全体の仕事の効率化も図れたし、彼女のモチベーションも下がらず、最大限のパフォーマンスを発揮させることができた。
彼女は、いまでもそのことに対して恩義を感じてくれている。
そんな彼女が、今はまた研修をやってるらしく、それがとっても苦痛らしい。
会社にとって、適材適所に配属するのが本人のためにも会社のためにも一番よくて、最大のパフォーマンスを発揮できるはずやねんけど、みんながみんな適材適所というわけにもいけへん。
じゃあ、
・好きだけど向いてない
・嫌いだけど向いてる
のどちらが、より高いパフォーマンスを発揮できるんやろうか。
むつかしいね。
嫌いなことし続けたらモチベーション下がるし、かといって向いてない仕事やったら成果も上がれへんやろうし…
彼女には感謝されてるけど、会社としての私の選択は正しかったのかなー?て、時々思う。
とかいろいろ考えながら、そのあとは渋谷のフルーツパーラー西村でパンケーキミーティング。
これは、パフォーマンスもモチベーションも上がるよね?
ムフフ〜。