去った組織やそのトップの悪い噂を聞くのはいい気はしないはず。未だに庇う自分もいるという。しかし、去ったからこそ、こっちがわの人間になったから言いやすくなったのだろう。
うすうすは感づいていたが、悲しい現実。溢れんばかりに耳に入ってくる。できることなら耳を塞ぎたい。
もちろん責任の一端は自分にもある。正しい方向に修正できなかった責任。しかし、「あなたがいたから今まで大きな間違いを起こさなかったんですね」と言ってくれる人が多い。わかってくれる人がいるのはありがたい。だからこそ、今でも付き合いが続き、ビジネスにも発展するのだろう。
旅立った人にエールを送り、支援できる経営者と、旅立った人の足を引っ張る経営者。こういう差が組織の大きさにも表れるのだろう。器が小さい。できることなら、知りたくなかったであろう現実。これも、悲しい現実。
いろんな人がいるんだなー。
私はというと、先日、山形の友達からさくらんぼが届いた。かれこれ30年届いている。こういう嬉しい現実がある。
2020年の半分が過ぎ、その半分はコロナで潰れた。しかし、それがプラスになることもあった。残り半分は、前半のロスを取り返せそうな勢いもある。嬉しい現実にだけ、目を向けていこう。