うちのグループが、夜に全員集まるのは珍しいことなんです。メンバーの半分以上が主婦で、てか、女性全員主婦で、しかも2人はパートタイマー。しかし、6月から入社した男性の歓迎会と、この半年怒涛のように忙しかった労いもかねて、暑気払いをしました。
私よりも半年早く入社した女性と、いつも昔の苦労話に花が咲く。今でこそ、大手企業と何社もお取引いただいているけれど、当時はこんな小さな無名の企業と取引してくれること自体ハードルがたかかった。今の会社の状況から、みんなは信じられないみたいですが。
昔の苦労話をすると、なんとなく、親戚のおばちゃんがよく、「あやちゃん、小さいとき、ようお菓子買うたげたんやで〜」的な話を何回もするのと似ているといつも思うのだが、苦労話を聞いてほしいわけではなく、初心を忘れて欲しくないだけなんです。
大手企業と取引できているからといって、決して横柄になってはいけない
と、いうことを、最近入った社員にわかってもらいたい。
親戚のおばちゃん風にならないように気をつけながら、でも、伝えたいことをきちんと伝えつつ、笑いも含めつつ、懇親を深めた時間でした。
去年入ったマネージャの男性は、とってもしっかりしてきて、権限委譲もある程度できつつある。前の会社の上司に、
〝自分が居なくて困る組織ではなく、自分が居なくても回る組織を作らなければいけない〟
と、管理職になった時に言われたけれど、それが組織継続の秘訣。今、ようやくそれを実践できるブレーンができたという感じ。
んー。
後ろ髪引かれるところもあるが、やはり、次のステップに向かって考えていこうと思う。