その日の夜は、大阪から出張で来る友人酒屋と、川崎で会う予定にしていました。川崎と言っても広い。うちのオフィスのある小田急界隈の川崎ではなく、JRのザ・川崎の方です。朝から缶ビールを飲んでいるせっしゃみたいなおじさんがわんさかおります。関西でたとえると、尼崎みたいなところ。シーやで。
美味しいイタリアンレストランがあると、友人から聞いていたものの、川崎駅近くならチャンスはないなーと思っていたところに舞い込んだチャンス。しかも、酒屋のホテルの目と鼻の先!ということで、予約をしておきました。
私とペッスは、銀ブラからの川崎入りなので、時間も気持ちも余裕があり、唯一昼間食べたうな重のおかげで、胃にだけ余裕がなかったけれど、まあ、ちょっとぐらい食べられるだろうと思っていました。
酒屋を待たずに、ペッスと先に飲み始め、酒屋が来たところでお料理をオーダー。おススメいただいた中なら、ホワイトアスパラのなんちゃら。
「たったこれだけやで、あんた。」と、ボイスがビッグ。
ことあと、サラダもお願いしましたが、それはそこそこの量でした。店員さんが3つに分けて出してくれました。
「アスパラがちょっとやったから、サラダは盛ってきたな。」と、やや控えめなボイスで。
そして、おススメいただいたピッツァの中から、シラスとシシトウのピッツァ。
出された、やや辛めのオリーブオイルをかけ、「えっらい辛いわ、こんだけ辛いなら言うといてもらわな困るわ」と、ボイスがビッグ、アゲイン。
酒屋とも久しぶりに会うにもかかわらず、話題はアノ話。デジャヴ?
相変わらずボイスがビッグなので、隣に座ったカップルがチラチリをこちらを見ます。2人の会話はほとんどない。ケンカしてるのか?別れ話か?慰謝料の話か?そんな雰囲気すら漂ってきます。
最後の1枚のピッツァに手を伸ばし、ポークのなんちゃらを注文しました。これ、美味しかった。
「あんたの顔、老けへんな〜」「いや、そんなことないで〜」「いや、老けへんわ〜。私みたいにシュとした顔は老けるねん」
という酒屋とペッスの会話越しに、私は隣のカップルをマジマジと観察しておりました。
女性は、もちろんペッスをガン見やわな。
そりゃ、そうなるわな。
SKIだから、ガン見👀
昼間、うな重と白焼きを食べて、それほどお腹空いてなかった割には、ちゃっかりデザートまでいただきました。食べれるもんやね。
結局、9割アノ話で、お開き。
次は、いつ、タイムスリップできるかな?