昨日の出来事です。久しぶりにクライアント先から早めに直帰し、自宅で仕事のメール確認をしてたところ、怪獣でも出たんか?ぐらいの泣き声がマンション中に響き渡った。転けて怪我でもしたんか〜と、仕事に集中していたら、その泣き声がだんだんと近づいてくる。分かるかな、救急車がだんだんと近づいてくる感じに似てるねん。で、その泣き声は、隣の部屋へと消えて行った。え?隣のミオちゃんか?と、気になるお節介BBAは、ピンポンを押した。インターホン越しに、
私 「どないしたんや?」
ミオ 「◯$%♭♂▽…」(号泣)
私 「隣のおばちゃんやけど、ちょっと出といで」
と、出てきたら、左手が血だらけ、服も血だらけ。
私 「わー、えらいこっちゃ、ちょっとうちにおいで」
と言い、洗面所でまずは血を洗い流そうとしたところ、つ、つ、爪が剥がれてるし、えっらい深い切り傷で指先が腫れてる。
こっちが失神しそうになり、落ち着け落ち着け、病院や、外科や、リハビリ通ってたとこに電話してみようか、まだ診察時間内やな。と、徒歩10分ぐらいの病院に連れて行った。
その間、ミオちゃんは泣き止むことはなかった。そりゃそうや、私でも泣くわ、その傷。
無事病院に着いたところで、看護師さんにバトンタッチ。血だらけの手を洗ってくれ、どこで怪我したの?どうしたの?と優しく聞いてくれた。そこに、ミオちゃんの同級生の女の子とそのお母さんが来て「ミオちゃんじゃない?やっぱりそうだ!」と声をかけてきた。私のことを不審な人を見るような目でジロジロ。私が怪我をさせたと思ったのかしら?あんまりジロジロ見るから、「隣に住んでる者ですけど、怪我して泣いて帰ってきたので、連れて来たんですよ。」と言うといた。
ま、ミオちゃんは、お友達がいてちょっと安心したのか、◯$%♭♂▽…という宇宙人語から、何とか聞き取れるレベルの会話ができるようになってよかったんやけどな。
結局、子ども用携帯を持ってたので、お母さんに電話をし、事情を説明して、仕事場から戻ってきてもらうことになった。その間にレントゲンを撮って、簡単な診察を受けたんやけど、爪が剥がれてただけでなく骨も折れていて、傷口は深いから縫うことになった。小学2年の女の子には辛すぎるでしかし。
その間もお友達のお母さんは、ミオちゃんにあーだこーだ学校の話やプールの話などしながら、間を保たせてくれたのは助かったけど、きっと私は怪しいおばはんのフラグが立ったままやったと思うわ。
ちょっと心外やけど、最近のいろんな事件を見てると、それぐらい疑ってこそ犯罪から守れるんやと、納得もできる。親切なフリして近づく見知らぬ人もおるんやからな。
お節介な大阪のBBAは、物分かりのええ心広いBBAでもあるんやで。
お母さんが来たので、お役御免のお節介BBAは、帰宅しました。
フー、疲れたわ。
シーキューブの焼きティラミスやん❤️
そしてその日の夜、ミオちゃんとお母さんとお父さんまでもが、菓子折りを持ってお礼に来てくれました。ミオちゃんの手は包帯に巻かれて痛々しかったけど、とにかく早く処置できてよかったね。
隣にどんな人が住んでるか知らない人が多い現代やけど、昭和なコミュニケーションがとれたと、ちょっと自己満足。
お節介は染み付いてるから、これからもドンドンお節介BBA発揮しよう!