いつも、何食べたい〜?と聞くと若いので「肉!」と即答するので、今回は先手を打って、「すき焼きもええけど、今の時期てっちりも美味しいよ」と言うと、「私たち2人ともてっちりというものを食べたことがないので、てっちりでお願いします!」と言うではないか。
へ〜そうなんだ。
1人は北海道出身、もう1人は福岡出身。北海道ならカニ鍋か石狩鍋か。福岡なら水炊きかもつ鍋か。そうか、大阪人のように冬になったらてっちり!と言うわけではないんやな。ふむふむ。
北海道出身のRちゃんはワイン好きなので、久しぶりに白ワインを開けました。
「ふぐって、見たことないです。」と言うさらにびっくりポンな質問が続き、「これがふぐやで。」から始まる。
しかし、てっちりの醍醐味はその鍋よりも後のおじやが美味しいんやで〜と、はりきる私。
玉子の入れるタイミングも蓋をする時間も開ける時間も絶妙。
ほれ、これこれ。これが言わばメインやからな。
「ところで、ふぐがなぜてっちりなんですか?」と、あさちゃんのような「なんでだす?」攻撃にあい、ちゃんと答えられなかった私。
ヤホーで調べると、ふぐは毒が強く「当たったら死ぬ」と言うことから、鉄砲と言われてるみたい。
で、ふぐの刺身を鉄の刺身でてっさ、ふぐのちり鍋は鉄のちり鍋でてっちりと言うらしい。
へ〜そうなんだ。
勉強になりました。