うちの会社のヤングちゃん(ヤンゲストガールの先輩)は、本当に気遣いのできる子なのよね。若かりし自分を見てるようやわ(自分で言うなって?)。
ヤングちゃんの出身は福岡で、先日休みをとって帰省しててんね。で、私は何を隠そう、福岡の如水庵という和菓子屋さんの、季節の大福が大好きやねん。中でもトマト大福が好きやねんけど、今の季節はブドウ大福。これも大好き!
でな、ヤングちゃんに、「悪いけど如水庵のブドウ大福買ってきてくれへーん?お金渡すから〜」と、とても控えめにお願いしてんね。
これこれ。あっさりしてて10個ぐらいペロリと食べれそうやねんけどね(≧∇≦)
「いくらやったー?」と聞くと、ま、
「いえ、結構ですよ」
と言うのは、想定の範囲内やん?
「いやいや、私が頼んだんやから、払うよ〜」と、なるわな。
でもヤングちゃんの神対応は、
「それがですね。私としたことが領収書をもらい忘れまして、いくらかわからないんです。だからいいです。」
いやいや、確かに若かりし私もさ、こう見えて役員の秘書してましたからね、そりゃ気の利く秘書やったわけですよ。
10人以上の役員のコーヒーの好みを覚えて、一人一人に合わせたコーヒーを出す…なんてことはピースオブケークなわけでね。
おっさん役員のタバコのストックを机の引き出しに入れておいて、「タバコ買うてきてくれるか。」と言われたら、それきた!とばかりに、鼻を膨らませて、「こちらにご用意がございます」と、新地のナンバーワンホステスばりの気の利きようやったわいな。
せやけどな、私には「さりげなさ」が欠けてたワケよ。ほんま、気の利く秘書やて…穴があったら入りたいわ。
ヤングちゃんの〝相手に気を使わせない気遣い〟これこそ見習わなあかんのんちゃう?
立場的にも年齢的にも、気を使うより使われる機会が多くなった今やからこそ、おごるべからず!
謙虚な気持ちを忘れず、相手に対して気遣いのできる人でありたいわ。