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思い出のハゲ天

高校3年の後半から始めたアルバイトが、ハゲ天のホールのお仕事でした。思えばこれが今の仕事の本当の意味での礎かもしれない。ちなみに「ハゲ天」とは天ぷら屋の屋号です。

最初はまかないで美味しいものが食べれるうれしさが一番でしたが(高校男子か!)、そのうち接客の楽しさややりがいを感じるようになり、社員の人に可愛がってもらったり、パートのおばちゃんと仲良くなったり、常連さんと仲良くなったりすることがとても楽しかった。

「毎度おおきに」とか、「ビールですよね」なんて言うおもしろさみたいなものも感じてたりした。「私、あなたのこと覚えてますよ」というアピールね。これが今の仕事(前の仕事も)にも活かされていて、私はクライアントさんとの人間関係を築くのがどちらかというと得意なような気がします。

前置きが長くなりましたが、今日久しぶりにハゲ天でランチをしたのです。

 

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見覚えのあるセット。手前の大きな器は天つゆを入れるもの。小さいお皿はお塩を入れるもの。紙は「天紙」と言ってここに揚げたての天ぷらが運ばれてくるわけなんです。

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テーブルに常設してある天つゆセット。当時から器もそのままで懐かしい。奥の縦縞が辛口、手前が甘口。私は天ぷらはお塩でいただくので、食べたことはあまりないけど、2年間毎日のように、「縦縞が辛口、こちらが甘口です」と説明していました。ほんと懐かしい。

 

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季節の素材の揚げたてを持って来てくれます。今のお野菜はかぼちゃと舞茸とお茄子、お魚はホウボウ。ご飯のおかわりは自由です。

ホールの女性は、制服の着物を着ます。帯は形になった簡易的なものだけど、肌襦袢着て着物を着るので割と本格的でした。今の着物は上下別々のものだったので、更に簡易的になってたけどね。思えば私が着物に興味を持ったのもハゲ天で働くようになってからのような気がします。

 あの頃の店長やエリアマネージャーはすでに定年で引退されているのだろうか?とか、懐かしく思い出してました。

 

ちなみに、天ぷらは天一や天兼さんのほうが美味しいんやけどね。シーやで!