1週間ほど前(先週の月曜日)、ワンコのお散歩の途中で、迷子(ノラ?)のにゃんこに出会いました。踏切前でお座りをして待つワンコをしゃがんでナデナデしていると、つんつんと肘をたたく。
ん?と振り返るとそこには可愛らしいにゃんこが。
なんの警戒もなく、ゴロゴロすり寄ってくる。人懐っこいから飼い猫か?と思いきや、首輪はしていない。手をペロペロと舐めるのでお腹が空いてるのかもしれない。こんな踏切のネキをウロウロしてたら、電車に轢かれるかもしれない、へんなおっさんに連れて行かれて虐待されるかもしれない…と、いろいろ悩んだすえに、一旦家に連れて帰ることに。
もちろん、キャットフードなんかないので、何を与えていいのか分からない。とりあえずLINEのとあるグループに投稿してみると、ドッグフードでもええとか、水さえあれば大丈夫とか、トイレはどーしてるんや?とか、あれこれ教えてもらいました。ありがたや、友よ。
トイレの写真までな!
その後、うちで飼うことはできないので、とりあえず行きつけの動物病院に連れてって、預かってもらうことに。調べてもらった結果、生後6〜10ヶ月の去勢済みのオスということがわかった。
先生ごめんな、1ヶ月ほど前にも子猫を保護してもらったでな。
期限は1週間ということで預かってもらい、ポスター作って、元の飼い主を探すことに。新しいツイッターのアカウントを作成し、迷子猫の拡散も依頼して。
ここでも、迷子猫とか保護猫とかのハッシュタグをつけたらええという、これまた保護したにゃんこを飼っている友達からのアドバイスも。
一方、迷子の届け出がないか、警察や区役所などに問合せの電話…と、月曜日の朝からてんやわんや。
そうこうしているうちに、預かり期限の週末に。動物病院の先生曰く、去勢して捨てる人もおるし、首輪をしてないなら、飼い猫じゃないかも…とのこと。
しかし、こんな人懐っこいにゃんこがいるのかと思うほど可愛らしいにゃんこ。
にゃんこ2匹とワンコ1匹飼ってる会社の後輩に、もう1匹飼えないか相談をしてたけど、やっぱり難しいという返事を先週土曜日に受け取り、ダメ元で我が心の友Kに、「なー、引き取ってもらわれへーん?」と相談すると、「いやな、気になっててん。」という返事が。家族に相談するという返事をもらい、日曜日の朝に「引き取らせてもらう」という連絡が!
LINEのブルブルで目が覚め、内容見て涙が出たで。何というんやろ。勝手に愛着湧いてるし、かわいいし、我が子みたいで、ほんまにうれしい。
何よりうれしいのが、最初に相談したLINEグループにその報告をしたら、みんなが自分のことのように喜んでくれたこと。
ひょんなことから拾った命。元の飼い主(おったかどうかわからんけど)に戻らなくとも、私が一番安心して託せる友達が引き取ってくれるという、ドラマのような結末に。
「ええお母さんに引き取ってもらうことになったでー」と病院に報告に。
預かってもらった病院には、気持ちだけ、餌代をお支払いして、明日の夕方引き取りにいき、夜には新しい家族のもとへ。
私も時々会えるのが、これまたうれしい。
タイガースの優勝以来、うれしい出来事かもしれない。