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ぼちぼちのんびり書いてます。

浅井ふたたび。

水木金と大阪出張。カツカツのスケジュールにもわずかに神が微笑んで、浅井に行ける程度の時間は空いた。

しかし、初めての浅井一人デビュー。大人になったもんやわ。仕事が終わり、念のため席空いてるかどうか電話をして確認し、予約してから行きました。一人やから当然カウンター。

お店に入るなり、全員からの「っらっしゃーい!」をいただき、席に案内されたんやけど、こっちは30分前に予約してるからてっきり分かってるもんやと思って入って行ったワケよ。で、案内してくれたにーちゃんも「お待ちしてました」と席に案内するワケよ。で、年配(言うても60歳ぐらい)のご夫婦の横の席に案内されてん。一席空けることもなく…。ん?と思ったけど、混んでたし、ま、ええわと思って座ろうとしたら、そのご夫婦のお父さんも、ん?と言うような顔をしてはる。「違うよ。」とお父さんが案内したにーちゃんに声をかけ、私は別の席に案内しなおされました。

娘さんと間違えたみたいやわ。それはそれで気ぃええもんやけどな。

 

気をとりなおして、まずはお刺身から注文。オススメのコチをいただきました。

 

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一人で行ったら、すべて独り占めやな。

 

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欠かせない蓮根まんじゅう。カラシ抜いてもらうんやで。これも独り占めやな。

 

1月に前の会社の後輩とここ浅井に来たことをブログに書いたら、それを読んだ高校時代の友人ヒロキがえらい気に行って通いつめている。で、インスタにアップしてたお料理で、私が食べたことのない美味しそうなものがあったので、注文してみました。

 

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鶏のカレー煮。心のどこかで、割烹に来てカレーなんて邪道だわと思ってたんやけど、これはすんばらしいわ。辛いだけでなくお出汁が効いていて、甘さもある。ニンジンやじゃがいもはすべて一口でいただけるように、丸くカットされている手の懲りよう。職人技やわ。

 

このころから、一人ぼっち客の私に気を遣って「カレー煮もうすぐあがりますから。」と、話しかけてくれた。「これ、友達が今度行ったら絶対食べるように勧めてくれたんです。」と言うと、「うちのカレーを気に入ってくれる方多いんです。」やて。これは気に入るわ。ほんで「いつもはお友達と来てくれてはりますよね。」と。ちゃんと覚えてるんやな。さすがやわ。

(若い娘に間違えたことは、私が輝きすぎてたせいなんやな、しゃーない)

 

この時点で割とお腹も満たされてたんやけど、私も何が新しい発見がしたいやん?で、板さんに「もう結構お腹いっぱいなんですけど、梅がゆの前にもう一品軽めのものをいただきたいのですが、オススメありますか?」と聞いてみた。すると「何がよろしいですかねえ。ジュンサイとなんちゃらのなんちゃらもあっさりしてますし、かぼちゃと枝豆のなんちゃらも今の時期おすすめです。揚げ物、お肉もございます。お魚もいろいろご用意ございます。」とオススメ満載で全部いただきたいぐらいやけど、「お魚、何がオススメですか?」と聞いた。「丸羽太と豆腐のなんちゃらなんかどうですか。丸羽太はクエのようなお魚です。」ですって。東京ではなかなかクエにありつけないので、迷わずそれにした。

 

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これな。クエと同じように脂はしっかりのってるけど、しつこくない美味しさ。またこの餡がサイコーやねん。ほんで若いにーちゃんがiPadを持ってきて、その丸羽太とやらの写真を見せてくれた。すんばらしい連携プレー。

5・4・3のダブルプレーのような華麗さな。

 

あかん、次回から絶対注文したいものが増えてしもたやん。

 

アワビのグラタンも、穴子とトロロの揚げたやつも、ホタテのベーコン巻きも、食べたいものが山ほどあるというのに…

 

もうすでに浅井が恋しい。