私が育った物理的な家は、おかんが亡くなってしばらくしてなくなってん。1人になったせっしゃをつーが引き取ることになり、新しい家を建てたからね。今まで、そのつーの家に対して「実家」という感覚は全くなく、他人ん家という感覚やったのに、皮肉なもので、せっしゃが亡くなった今、ようやく自然に「実家」と言えるようになった。
うまく言えないけど、育った場所じゃなくても、帰って落ち着ける場所、自分を歓迎してくれる場所を実家って言うんやね。
せっしゃの愛犬ダイスケは、ご覧のとおり15歳にしては元気なほう。お目々ちょっと悪く、膿が出るからちょこちょこティッシュで拭いたり、薬を飲ませたりせなあかんけどね。
お墓まいりに行って、「ダイスケは元気やでー」とせっしゃに報告してきました。
近くの居酒屋で晩ご飯を食べて、
空いた時間は、気を使いながらリビングにいつまでもおるのではなく、仏間を自分の部屋のように使わせてもろて、寝転がったりテレビ見たりして、それなりにくつろげる空間になった。
この家を実家と呼んで帰ってきてもええんやなって、思えたなあ。
別につーやよっちゃん(つーの嫁やで)の態度が大きく変わったわけではない。なんやろ、口には出せへんけど、せっしゃもおかんも死んでしもて、姉弟の絆がより強固になったというか…それをよっちゃんが支えてくれてると言うか…
うまく言えないけど、そんな感じかな。
「うんまいラーメン食わせたるわ!」て言うて連れてってくれたお店。
幸せラーメンて言うねん。なんか今の私たちにはぴったりのラーメンやわ。
チャーハンも絶品♪
また、実家に帰ろう♪